日本テレビ・ドラマ「「女王の教室 第10話」 より抜粋


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[生徒]:
どうして勉強するんですか? 私達。

[先生]:
いい加減目覚めなさい。
勉強はしなきゃいけないものじゃありません、したいと思うものです。

これから知らないものや理解できないものにたくさん出会います。
その時もっと知りたい勉強したいと自然に思うから人間なんです。

自分達の生きているこの世界を知ろうとしなくて、何が出来るというんですか。
何でも知っているような顔をした大人がいますが、あんなのは嘘っぱちです。
好奇心を失った瞬間、人間は死んだも同然です。

受験の為でなく、立派な大人になるために勉強するんです。

[生徒]:
先生は何で、そんなに厳しいんですか?
何で私達をいじめるようなことばっかりするのですか?

[先生]:
イメージできる?
ひどいことは世の中にいくらでもあるの。いじめは永遠に存在するの。
なぜなら、人間は弱いものをいじめるのに喜びを見出す動物だから・・・。

大事なのは自分達がそういう目にあった時、耐える力や解決方法を
身につけておくことなんです。

この中にはもう、その方法を知っている人がいるじゃない?

[生徒]:
どんな時でも味方でいてくれる友達を見つけることですか?

[先生]:
そういう考え方もあるわね。

----[中略]----

[生徒]:
前の学校で、生徒をボコボコにしたって聞きましたけど・・。

[先生]:
本当よ。

[生徒]:
何でそんなことしたんですか?

[先生]:
その子が私にこう言ったからよ。
「なぜ人を殺しちゃいけないんだ」って。

その子はクラス中に恐れられていたの。
その子にいじめられて自殺未遂をする子までいた。
でもその子は反省もせずに言ったの・・・。

だから私は彼に教えたの、他人の痛みを知れと。
どんな人にも素晴らしい人生があるんだと。

一人一人が持っているものを奪う権利は誰にもありません。
残される遺族に苦痛を与える権利も誰にもありません。

だから人を殺してはいけないんです。

[生徒]:
先生、幸せって人によって違うんじゃないですか?
幸せって、決めるのは他人じゃなくて、自分なんじゃないですか。

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