[題名] 出逢い [投稿者] KONE [投稿日] 2002.11.3(日)
LOOTさん、みなさん、お元気でしょうか。突然ですが、今日あった話を聞いてもらいたいのです。
11月3日AM3:00頃、僕が地元の駅にボムしに行った時の事です。
僕が河川敷から線路に入ってホームの方へ歩いて行くと、停まっている車両の傍に何やら人影
が見えたんです。瞬時に「駅員だ」と思い、来た道を引き返そうとしました。しかし、よく見るとその
人影はフードを被っていて、視線を上げて缶を握っていました。そしてシューッというスプレー
特有の音が断続的に聞こえてきて、「ライターさんがいる!」と分かったんです。
これは僕の今までのグラフ活動の間で、初めての他のライターさんとの接触でした。しかも彼ら
(よく見ると2人組のクルーでした)はトレインボムをしていたんです。僕にとって他のライターさん
と接触するのも、トレインボムを見るのも、その現場に居合わせる事も初めての経験だったの
です。僕が声を掛けると、やはり彼らも僕のことを駅員だと思ったらしく驚いていましたが、すぐ
に誤解は解け、軽い自己紹介を終えた後、僕達は思い思いにボムったり、完成したピースの
撮影をしたりしていました。その後僕達は安全な場所に移動して、10分程話をしました。その
時僕は、彼らは他県からやって来たライターであったこと、この日は車で様々な地方に遠征し、
最後に僕の地元にやってきたことなどを知りました。
僕は彼らに、「迷惑でなかったら携帯の番号を教えて欲しい」と申し出ました。しかし彼らは、
「俺らは携帯とかは教えない事にしてるんだ。こういう、その場限りの出逢いっていうのが面白い
からね。それに、描くことを止めない限り、必ずいつかまた逢えるよ。だから君は地元のライター
と接触して、ここ(のグラフシーン)を大きくしていった方がいい」と言いました。
その後、近くにあった看板に僕ら3人のタグを描き、記念撮影をしてそれぞれの帰路に着きま
した。そして彼らの車が去っていくのを見送った後、空を見上げた瞬間、夜空に一筋、流れ星
が流れたんです!折りしも11月3日は、2年前に僕が初めて缶を握って壁に向かった日でもある
んです。そんな日に彼らと逢うことが出来たことに心から感謝します。
彼らのピースやスタイルや考え方は、僕のそれなんかと比べて遥かに熱く、カッコイイもので
した。そんな彼らのスタイルに触れ、わずかですが僕の内面にも変化が生じた様に感じます。
LOOTさんが言う、"僕の内面に「その人の僕に無い部分」を僕なりの解釈で取り入れていく"と
いう意味が、少し分かったような気がしました。LOOTさんやライターの皆さんも、やはりこのよう
な経験があるのでしょうか?あるとすれば、それはやはり素晴らしい出逢いであったのでしょう
か…?
長くなってしまって済みません。読んでくれた人、ありがとう。???クルーさん、本当にありが
とう。またいつか必ず逢いましょう。頑張って下さい。僕も頑張ります。peace!